コンセプト

「WB工法」で造られた家「建美」

 

「人」「家」「地球」の健康を未来の子供たちへ。

「建美」は、通気断熱WB工法によってつくられた住宅のことです。
伝統に支えられた「建美」のコンセプトは「深呼吸したくなる家」。
木造による丈夫な骨組みにより、地震に強く、
湿気を通す優れた能力で、湿度に負けない耐久性の高い家を実現しました。

人が「呼吸」するように、家も「呼吸」しながら生きています。
建美の「深呼吸したくなる家」は、「空気」づくりを考えてつくられました。

WBは、ダブルブレス。ふたつの呼吸です。

ひとつめの呼吸は、「家の呼吸」です。
気温の変化で反応する形状記憶合金を使った仕組みで、壁の中の空気をコントロール。
夏は、壁の中の空気を流して室内の空気を快適に保ち、
冬は、外の空気を遮断し、気密性と断熱性を上げることで、室内の熱を逃がしにくくします。

もうひとつの呼吸は、「壁面の呼吸」です。
伝統的な土壁が持つ湿気を通す作用を応用し、季節に応じて、家そのものが呼吸する仕組みを開発。
室内の化学物資や臭いを、屋外に排出するしくみです。
湿度があがりにくいので、カビの抑制にも効果を発揮します。

このふたつの呼吸により、「人」「家」「地球」が健康でいられる家が完成するのです。
厚生労働省によると、日本人の2人に1人が何らかのアレルギー疾患にかかっているとされています。
建美は、近年、社会問題になっている、シックハウスやアトピー、喘息などの健康被害から、
住む人を守り、心が安らぎ健やかに暮らせる家を提供します。

高温多湿の日本では「湿気対策」が住まいづくりの原点です。
「家は夏向きにつくれ」と言われるのは、風通しの良さが、家を長持ちさせるための秘訣だからです。
「建美」は、独自の技術開発により、結露とは無縁の健康的な家を実現しました。
日本の住宅の平均寿命は26年。他の国に比べると圧倒的に短いです。
しかし、建美は、世代を超えて永く住むことができる住宅です。
また、機械に頼らない換気により、冷暖房の使用を大幅に削減しました。
電力を抑えることは、環境にもやさしく、経済的なのです。

「人」「家」「地球」、これら3つの健康を支えるのは職人たちの手仕事です。
大工、棟梁が受け継いできた伝統的な技術や知恵を生かしたWB工法は、
家の構造や木の性質を熟知し、地域に根ざした職人だからこそ、建てることが出来るのです。

「人」「家」「地球」の健康を未来の子供たちへ。
深呼吸したくなる家。建美。

 

たいせつにしていること

 

①健康/適材適所に

天然木天然の木材は、木目の美しさや肌触りの良さ、自然の香りなど、人の五感に響く様々な効能があります。特に、木の調湿作用は大きな特徴。木は伐採後も呼吸して室内の乾燥や湿気をコントロールします。当社では含水率15%まで乾燥させた木材を使用しています。

②省エネ/遮熱&断熱で快適に

壁は高性能ウレタンフォームでしっかり断熱施工。屋根には太陽熱を96%カットする遮熱シートを採用し、ロフトまで快適空間として活用できます。窓は高性能サッシLow-Eガラスを標準仕様。冬も夏も快適で、冷暖房効果に優れたエコな暮らしを叶えます。

③高耐震/面で支えて強さを発揮

点と線で支える「筋交い」ではなく、面で支える「パネル工法」の強固で頑丈な住まいです。その優れた耐震性は、中越地震や東日本大震災でも実証済。柱と柱の間にピタッと耐震パネルを組み込むSDパネル工法は、一般木造住宅に比べ3.3倍の壁倍率を誇ります。

高耐久/長持ちする家は床下が違う

東西南北に風が通り抜ける「丸型換気」は、鉄筋をカットしないので強度はそのまま。従来工法の4倍の換気量で木を腐らせません。全荷重を支える土台は樹齢1000年のヒバ。年輪が細かく丈夫で長持ち、ヒノキチオールの殺菌効果が害虫や白アリから家を守ります。

無垢材の魅力

東北建商の家は、天然無垢材のスギ・松・桐・タモ・ヒバなどを、適材適所に使用しています。水分含有率を10%以下にまで乾燥させた美しい素材は、調湿効果があり、室内の空気を常に快適に調節します。
 
柱、壁、そしてフローリングなど、住まう人の身体に触れる部分に無垢材を使うことで、木の温もりや優しさを感じていただき、本物の心地よさを実感いただけます。森の中に居るようなおだやかな空気で満ちた家には、自然と家族を笑顔にしてくれることでしょう。